KoikeTakayuki’s diary

プログラムとか、思ったこととか

【書評】ミンスキー博士の脳の探検 -常識・感情・自己とは-

 

 

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AIの父として有名な、Marvin Minskyの人間の考え方に関する本です。

原題は「The Emotion Machine」。 

400ページほどで中身のつまった本なのですが

論理的に書かれており、内容が非常に面白くスラスラ読めました。

 

 

原題を見ると分かるのですが、本の中で「人間は複雑なマシンである」ということが

述べられています。これは、人間の思考が複数のプロセスの組み合わせから成り立って

いて、そこに所謂スピリチュアルなものは存在しないということを言っています。

そして本書では、そのプロセスについてのMinsky先生の持論がかなり詳細に記載されています。

 

抽象的な話かな、と思ったのだけど全然そんなことはなくて

ほとんどの説明はそのプロセスをPCでどう実現できるか想像できるくらいに

具体的です。(エンジニアなら)

 

 

印象的だったのは、天才と呼ばれる人たちについての学習プロセスの考察で

彼らの学び方は、学習の早い段階で「学習することについて学習する」ことで

その才能を他と異なるものにしている、という部分はなるほど、と思いました。

 

そして間違いなくMinsky自身も天才なのですが

彼自身そのプロセスを意識的に行っていた気がします。

 

本を通じて、そんな天才の学び方に対する姿勢を教えてもらったという感じです。

人生において、かなり長期的にプラスになったと本気で感じました。

 

  

AIやってる人にも、エンジニアにも、数学者にもオススメの一冊です。

あと、子育てしてる人にも絶対読んで欲しい。

 

 和訳がすごくいいので、特にこだわりがなければ日本語版がおすすめ

 

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